モンド・あほう ~Monde AFO~

旅するココロ

e0239565_23261520.jpg時折、発作を起こしたようにして、旅に出る。
なので、これからは車の話だけではなく旅の話も織り交ぜていきたいとおもう。


旅先は、北だったり南だったり、それら以外だったりするわけだけど、
思いつきで目的地を決め、行きと帰りのチケットだけを買って、
気がつけば、滑走路を蹴って日本を離れ、機上の人になっている。
 ・・・本当は『行き』のチケットだけで良いのだが(笑)










e0239565_23372272.jpgそんな感じだから、トラブルに出遭うためにでかけたような旅になる時もある。


でも、そもそもトラブル(trouble)なんてあちらからやってくるもので『不可避』、だ。
ミステイク(mistake)を自らが冒すものだとすれば、どうしようもない。
そんなtroubleが相次いでやってくるけれど、乱気流に揺られる飛行機のパイロットのようにいなすのが、旅の醍醐味にも思える。









e0239565_23452390.jpgさて。旅の途中。

敬愛する女性に手紙を書いた。
高度3万フィートから敬愛を表して。
先日、ひそやかに私は年を重ねていて
私のオフクロよりだいぶ歳上の彼女から手紙とお酒を
戴いていたのだった。

そして、その御礼の電話もできないまま、機上にいた。


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         『僕は今、機上にいます』


ことさらに、私はロシアやアフリカ、南米の上空から地上を見るのが好きだ。
道も見えないような未開拓の森や岩石砂漠に、たぶん今、人が住んでいる。
私はそれを見下ろしているけれど、地上にいる彼か彼女かは私を見上げている。
凍てつくツンドラの大地で、乾いた砂漠で、スコールが止んだばかりのジャングルで。

幼い頃に私は私で、頭上の飛行機を見上げながら、家路を急いだ記憶がある。
学校帰りだったか、遊びからの帰りだったか。いずれにせよ、明確に『帰る場所』が
あったから急いでいたのだ。
・・懐かしく切ないそんな想いに捕われながら、私は地上に目を凝らす。




e0239565_23555327.jpgそういえば。
大人になって機上の人となった私は、いったいどこに向かって旅をしているのだろう?
 旅した先に、『ここ』と言えるような場所が果たして、あるのだろうか。
 そもそも旅した先から、『帰る場所』は変わらずにたしかに、あるのだろうか。


そんな、ちょっとした切なさと見果てぬ旅先への好奇心を綯い交ぜにしたまま、
いつもいつも旅を続けている。with troubles、で。


敬愛する彼女からプレゼントにもらったカヴァをようやく、今、『ここ』で飲んでいる。
でも結局、旅は続いたまんま、だ。
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by targa8 | 2011-11-07 00:04 | 【 旅 】