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モンド・あほう ~Monde AFO~

旧ユーゴスラビアへ。⑥ ~モンテネグロ ⇒ アルバニア~

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クロアチアからモンテネグロに入って、トータルで100kmほどしか走らずにブドヴァに泊まる。



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実は旅程をめぐって、かなり悩んだのだった。
ドブロヴニクから青星マークのアルバニアのシュコダルまで一気に行くつもりで東進していくうち、
リスクを感じ始めていた。

当初のイメージでは、アルバニアを経て青い線のルートで国家として独立の定まらないコソボの首都プリシュティナ、そしてセルビアに戻ろうと作を練っていた。しかし、最終的には黄星マークの ブドヴァ で宿を取って、距離を急ぐ東進を止めてグリーンのルートを取ることになる。

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ブドヴァのホテルは、当地ではリゾート地だけあって、洒落れた家具を置いている。

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ホテルのフロントの彼女は赤毛が綺麗で、笑顔もとても良い。

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なぜ、ルートを短縮してモンテネグロのブドヴァで朝を迎えることになったかというと、
レンタカーを借りた時に、大まかな走行ルートの可否を訪ねたところ、
「アルバニアとコソボはこのレンタカーで入るのはやめてほしい」
と言われたからだ。

事故を起こした場合、保険の適用が難しくなる可能性があるという。
・・・結局は少しだけ走ってみると、大いに納得することになるわけだが、
いまだ戦禍を引きずっているコソボと欧州最貧国と言われるアルバニアは、
このエリアにおいても、特殊な場所ということなのだろう。

手前味噌だが、私ぐらいの運転技術があれば、
自分の過失になるような大きな事故はまず起こさないと思う。しかし、
交通事故に巻き込まれたり紛争に巻き込まれたりするリスクがそれなりにある。

極論すれば、別に車が盗難にあったりして「弁償しろ」と言われても
別に構わない。ただ、万が一、現地の人の無謀さや悪略で事故に遭って
人の命にかかわることがあると、取り返しがつかない。・・・だから、ルートを変える判断をしたわけだ。

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すっきりとした頭でバルコニー・コーヒー。海風が涼しい。

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有名な「地球の歩き方」誌では20ページほどしかないモンテネグロだが、道中、美しい街もある。

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リスクを計算しながらも、ある程度のチャレンジはする。
アルバニアの国境の街だけは行ってみることにする。
狭い山道だ。この先に、本当に国境があるのか、というような道。

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モンテネグロ国境の小さな集落。ここを抜けるとアルバニアだ。

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そして、アルバニアのシュコドラに入る。欧州最貧国と揶揄されるが、ほんとうに欧州とは違う場所でとても驚いた。
by targa8 | 2012-08-16 01:39 | ⇒旧ユーゴスラビア諸国